市有施設の使用料値上げ
町内会の新年会に参加させていただきました。

地域ごとに工夫されていて、どの会場でも楽しいひと時を過ごしました。みなさんからお聞きする、地域に根差した日頃の活動には、あらためて尊敬の思いを大きくしたところです。「20歳のつどい」も、連合町内会のみなさんが実行委員会をつくりお祝いしてくれていますし、札幌市政を地域から下支えしています。
高齢の方が多いですが、私も子育て中は、町内の高齢者のみなさんに見守ってもらい、声をかけてもらいました。
最近は、若い世代が役員に参加しているところも増えています。
地域に会館があって集まる機会があり、声を掛け合える関係があることは、今の社会にはとくに大事なことです。そしてそれは当たり前にあるものではないことも感じています。
私は、生活相談に如実に表れていると感じています。トラブルに巻き込まれるなど困ったとき、「ご本人に、道端でおしゃべりをするくらいのコミュニティが、いくつかあったなら、こんなに長く悩まなくてもよかったのではないか」と思うことがあります。もちろん様々な事情があるのですが、これから少し繋がりをもてるといいなと思っています。
そのような中、札幌市は、市有施設の使用料を値上げします。「コミセン・地区センター」「老人福祉センター」「保養センター駒岡」など、町内会やサークルなどで借りることが多い施設です。外出を減らしコミュニティを弱める、使用料値上はすべきではありません。
