あらたな増税
私は、2026年度の国家予算案を見て、あらたな増税のスタートになるのではないか、と思っています。
「防衛特別所得税」は、国民に増税し軍事費を調達する「軍事目的税」です。
2013年から復興のための財源確保を理由に、「復興特別所得税」が徴収され、所得税に一律2.1%が上乗せされています。そのうちの1%を「防衛特別所得税」に移行するという、この間、政府が先送りしてきたものです。
防衛力強化の増税は、他にもたばこ税と法人税があります。
子育て財源を口実に、国保・後期高齢者医療保険・被用者保険等の公的医療保険に上乗せ徴収する「子ども・子育て支援金」は、札幌市では、国保1世帯あたりの平均保険料(子ども・子育て支援金分)を3,923円と試算しています。この保険料は、児童手当の拡充やこども誰でも通園制度など、医療保険とは違うところに使います。こちらは「目的外使用」です。
これらがまかり通れば、「目的実行には足りない」とか「あれに使いたいから、ここで上乗せ」など、何でもありになるのではないでしょうか。無茶苦茶だと思います。
一方、高額療養費の患者負担の上限引き上げ、中小企業対策費は、たったの0.3%増。社会保障予算も2%増、物価高騰分に届きません。消費税減税や賃上げなど本気でやる気が見えません。
時間をかけて十分な審議をしてもらいたい、それこそが国会の国民への責務です。
日本共産党は、暮らしと平和を守る予算へ奮闘しています。
(太田秀子かけある記 東区民報2026年4月5日号掲載より)



