太田市議が文教委員会で施設利用料の値上げなどに反対の討論:2024年12月9日

秋元市長は第4回定例議会に、市有施設の使用料・手数料等のいっせい値上げを提案。太田秀子市議は、12月9日、値上げ反対の立場で討論を行いました。


秋元市長は「市長提案説明」で、「各種証明等の手数料や公の施設の使用料について、昨今の物価上昇等の影響による、人件費・物件費等の増加を踏まえ、適正な額に改定する等のもの」と説明。子ども未来局、教育委員会所管の施設も同様の値上げで、市内5ヶ所の若者支援施設の活動室・音楽室など貸室部分の使用料は約25%の増額、放課後児童クラブの延長保育料は15%も増額、札幌市民ホールの大ホール・会議室の使用料は約11・4%もの増額です。


太田市議は、「行政の果たすべき役割は、どのような所得状況にある方でも、社会活動に参加する権利を保障することであり、公共施設は料金を取る場合であっても、極めて低料金で運営されるべきで、そこに民間の施設と決定的な違いがあります」「値上げによって利用回数を減らしたり、利用できなくなる方がでては、自治体のあるべき姿からかけ離れたものになってしまいます」と反対討論を行いました。