敬老パスの制度変更案がでました

国の低所得世帯の7万円の給付金は、札幌市は今回の議会で補正予算が出されました。夏に給付された世帯は、該当することが分かっていますから、プッシュ型で早く出せるようにしたいということです。年内にみなさんのところに届くよう、急ぐように求めたいと思います。

そして、敬老パスの新制度案がでました。「敬老健康パス」と変更して、現在7万円(自己負担1万7千円)が上限ですが、2万円を上限として、自己負担はなくし、かわりに、ウォーキングや介護教室などの参加でポイントを獲得し、ポイントを換算してパスに使える、また、JRとタクシーでも、ポイントを電子マネーで使えるという案です。

共産党市議団が、昨年12月から行った敬老パスのアンケートでは、改善要望で最も多かったのが「タクシーやJRへの利用拡大」であり、「バスのステップ乗降ができない。バス停や地下鉄まで歩くことが困難」などの理由で、タクシーで使えるようにしてほしいという内容でした。

JRとタクシーが利用できるのは嬉しいですが、歩けない人はポイントが少なくなるのではないか?上限が2万円では少なすぎる、など、すでに不安の声も寄せられています。

これから、市民説明会や、アンケートなどもおこない、コールセンターも設置して市民の意見を聞くとのことですので、たくさんの意見をいただくことが、よりよい制度にしていくために大事だと思います。事務所にも声をお寄せください。