駒岡清掃工場の施設更新

2020年5月28日 第2回定例市議会総務委員会

札幌市で最も老朽化が進んでいる、南区真駒内「駒岡清掃工場」の更新事業にかかる建設工事の請負契約について総務委員会で質疑があり、太田秀子議員が質問しました。

札幌市で初めてのDBO(公設民営)方式による実施で、札幌市が資金を調達し施設を所有します。事業者は設計を行い、今後5年間で建設その後20年間運営・維持管理をします。

事業者に委託をしても、一般ごみ処理は市に責任があります。

資料には「排ガス中の有害物質、ダイオキシン類などの発生を抑制する」とありますが、有害物質のみならず、市の管理や関与についてどうなるか質問しました。
担当部長は「法にのっとり規制し、有害物質の数値は屋外に設置した設備で、地域住民が確認できるようにする。事業全体を市が確認し、現地の確認もしていく」との答弁でした。

この事業は、WTO政府調達協定対象事業で、札幌市などの政令市が調達する物品や建設工事などのうち、一定額以上の入札・契約手続きに国内外の企業が参加できるものです。
太田議員は「札幌市は材料の調達は地元企業を活用すること、出来た施設での雇用は、地元の人を採用するなど、工夫検討し市内経済の活性化に生かすよう」求めました。