第3回定例議会が終わりました
(2024年)9月中旬から11月1日まで行われた第3回定例会は、2023(令和5)年度の決算について質疑をする議会でした。
札幌市の決算は2023年度も黒字です。次年度への繰越31億円、財政調整基金には31億円積立て、結果基金残高は320億円になりました。アクションプランで最低限維持するとした100億円を大きく上回り、翌年度すぐに使う予定があるものの、それでも十分な残高がありました。 共産党市議団は代表質問で、「物価や燃料の高騰など、市民生活が厳しかったことから適切に取り崩して活用するべきだった」と質問をしました。
最終日の討論では、基金に関連する議案第1号「令和5年度各会計歳入歳出決算認定の件」に反対、反対討論ではさらに「北海道新幹線札幌延伸工事の遅れは明白であり、資材や燃料価格、人件費の高騰といった経済情勢の変化をとらえ再検討が必要だった」と述べたところです。また、敬老パスの変更案については「11月30日の市長と語る企画」と「2日間のオープンハウス開催」に触れ、昨年「素案」の段階で実施した10区での意見交換会などと比べてわずかなもので、「新たな変更案」を市民に周知できると思えないため、市民説明会や意見交換会を各区で実施することと、アンケートで市民の意思を確認するよう求めました。
今月末から始まる第4回定例会は、「受益者負担の見直し」などが出される予定です。来年度予算への要望も含め、準備に入ったところです。
東区民報かけ歩き