事務所だより(2025年12月号外)

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みんなの願い「危険な交差点に信号機・横断歩道の設置を」

地域の皆さんからの「信号機がほしい」「歩道橋を渡るのが困難。横断歩道がほしい」などの要望があり、現地調査や聞き取りを行って要望書にまとめ、4月23日に北海道警察本部に提出していましたが、このほど回答がありました。太田秀子札幌市議会議員から報告がありましたのでご紹介します。

安心・安全に暮らしたい:要望書提出


日本共産党北海道議会議員団の協力のもと、4月23日、北海道警察本部に地域のみなさんと「危険な交差点に信号機・横断歩道の設置を求める要望書」を提出しました。
地域の方たちから、「中沼町、中沼交流センター付近の道路は大型車両が多く、地域住民は、信号のない道路を横断しなければ、バス停や交流センターに行くことができないため、とても危険です。信号機を設置してほしい」。
また、「札幌新道上の伏古10条、北27条、北34条の歩道橋は、車いすやベビーカー、階段の乗降が困難な方は利用できず、歩道橋の下を横断するケースが多く見られます。安全に横断できるよう、横断歩道を設置してほしい」など、実態を訴えました。
北海道警察本部の三上山祐太警部と高見昌志警視は、「中沼についてはあらためて調査し、歩道橋は利用状況など把握したうえで検討したい」とのお話しでしたので、5月太田秀子事務所だよりで、みなさんにお伝えしました。
その後10月21日道警からの回答は次の通りです。

道警からの回答


歩道橋下の横断歩道については、「警察の原則として、歩道橋の下に横断歩道はつけないが、札幌市が歩道橋を撤去したい意思をもち、道警に相談すれば相談にのる(ことはできる)」というものでした。今後は、札幌市に求めていこうと話し合っています。
中沼町の信号機については、「2022(令和4)年、地元町内会から要望が出された時と比較し交通量に変化はなく、過去3年間で人身事故が起こっていない(ため、信号機はつけられない)」との回答でした。

誰も犠牲にならないように、力を合わせて!


私は、人身事故が起こっていないことが、信号機をつけない理由として語られることなどあってはならないと思います。
みなさんも、他地域で「人身事故が起こって、ようやく信号機がついた」という話しを聞いたことがあるのではないでしょうか。地域のみなさんが提出した要望は、誰も犠牲にならないように、信号機設置を求めたものです。実現のため引き続きがんばりますので、力を合わせていただきたいと思います。


本格的な雪の季節になりました。交渉では、「歩道橋の階段は雪が積もって危険。なんとかしてほしい」の声も出されました。どの要望も誰もが安心して安全に暮らしていくための切実な願いです。みなさんとご一緒に、実現のために引き続きがんばります。