危険なオスプレイ機訓練は中止を市に要望

北海道防衛局が9日、「演習」を目的に、8月21日~同月23日まで、陸上自衛隊所属の輸送機V22オスプレイが、札幌市内の丘珠駐屯地をはじめ道内3駐屯地に飛来すると発表しました。
これを受けて市議団は、秋元克広市長宛てに、オスプレイの道内飛行の中止を政府に求めること、木更津駐屯地から丘珠駐屯地までの飛行ルート、丘珠駐屯地における離発着訓練の詳細について公表を求め、同及び関係市町への説明責任を果たさせることを求める要望書を提出しました。
池田由美団長は「14年17年22年と3回要望してきた。今回は自衛隊機であり、政府の判断で訓練中止を」と内容を説明。対応した町田隆敏副市長は「8月9日に丁寧な説明と必要十分な情報提供、また徹底した安全管理を求めた」と回答しました。丘珠空港がある地元から長屋いずみ市議は「安全性についての根拠は防衛局から示されているのか」と質問。続けて太田秀子市議が「民間機の離発着に影響はないのか」と質問し、オスプレイ飛行が恒常化・日常化することに危機感を表明しました。町田副市長は、安全性の根拠は示されていないことを認めつつ、民間機への影響も差しさわりがあるとは聞いていない」と回答しました。

日本共産党札幌市議団ニュース