裏金問題:「しんぶん赤旗」日刊紙から
毎月1回、「しんぶん赤旗」日刊紙に武田砂鉄さん(ライター)のコラムが掲載されます。
今月は「6ヵ月連続同じ内容を書く。裏金をつくっていた自民党議員はなぜ辞めないのだろう」と始まり、「通常国会が閉じると、従順なマスコミは、総裁選へ向けて動き出したと報じ始めた」と続きます。
河野太郎デジタル担当大臣が都議補欠選挙の応援演説の時、聴衆のひとりから「裏金を説明しろ」と言われ、「こういうやからを許してはならない。(略)国の未来をつくることにも何の役にも立たない」と述べたことについて、「裏金について、説明を求めるのは、選挙にも未来をつくることにも役に立つ。建設的な民からの問いだ」と、痛快に書いています。
腹が立つ裏金問題ですが、私は、武田さんは次どう書くのだろうと、ちょっと楽しみにしています。
「そんな記事あったかな」と思われた方は、古新聞入れかどこかから、探して読んでください。あきらめかけた怒りを呼び覚ましてくれます。
そして日曜版では、月1回掲載の「ミライにむけて読む古典」が楽しみです。
山崎ナオコーラさん(作家)が書いています。
「コーラが好きで、ナオコーラにした」とか、自身の子育てについての本「母ではなくて、親になる」を読んだ記憶があるくらいでしたが、この記事の文章がとても好きです。
今月は「枕草子」清少納言です。「春はあけぼの」「夏は夜」「あてなるもの」など、ミライにむけて時代を超えて共感できます。