太田市議会議員が初代表質問

12-07-5

12-07-4

  12月3日、札幌市議会第4回定例会で、太田秀子市議会議員が初代表質問を行い、市長の政治姿勢などについて質問しました。

 この日傍聴席には、東区内や各地域から応援傍聴者が50人以上集まりました。緊張の中開始のベルが鳴り、68名全員出席の中太田議員の質問が始まりました。凛とした雰囲気の中30分の持ち時間を落ち着いて力強く次々と質問項目を述べていきました。

 太田議員は戦争法強行について、「立憲主義の否定につながる」と批判。「丁寧で十分な説明が必要。想定した事態にならないよう政府に努力を求める」と述べるにとどまった秋元市長に対して、「危機感が足りません。札幌の若者の命が危険にさらされるのです。国民無視、自治体軽視の国に対し、しっかり反対意見を述べるべきです。」と迫りました。

 保育料問題で太田議員が、国の制度変更で負担が急増した世帯に対する市独自の緩和措置を9月以降の新入園児へも拡大するよう求めたのに対して、担当副市長は「激変緩和は恒久措置ではない」と拒みました。太田議員は、「子育て支援は待ったなしの課題です。2年間だけでなく、国が制度を見直すまで、市独自の緩和措置を継続すべきだ」と訴えました。再計算した保育料を「来月までに決定した後、還付する」との答弁に対して、太田議員は、支払い困難な世帯の相談に丁寧に答えるよう求めました。

 TPPでは、「道都の市としてオール北海道の先頭に立ち、合意撤回を求めるべきだ」と主張しました。

 この他に小規模事業者対策、医療・介護の連携、雪対策について質問しました。 代表質問終了後の議員と傍聴者の懇談を行いました。初質問から戻ってきた太田議員に議員団や傍聴者からねぎらいの拍手がおこりました。太田議員からは「議場では傍聴席に沢山の方々が来てくださって心強かったです」と述べました。

 懇談では、マイナンバーの話題や保育料値上げ部分の変更が年を越すことに対する怒りなどが発言され、引き続く委員会での議論に注目されました。

札幌市議会 録画中継 12月3日 (映像をご覧になるには、Microsoft社のWindows Media Player(無償)が必要です。)