太田秀子議員が議案審査特別委員会で質問

建設ありきの調査-「都心アクセス道路」の建設はやめよ

太田秀子は、7月3日議案審査特別委員会で「都心アクセス道路」について質問しました。都心への「アクセス機能強化」を目的に、北3条通りから札幌新道(約4Km)を結ぶもので、今回そのための調査費500万円を計上しています。 私は、調査の目的を“整備効果の検証”としている点について、「アクセス道路を作るための調査なのか」「建設ありきではないか」「創成川通りが渋滞して困っているという市民の声はあるのか」とただしました。 佐藤総合交通計画部長は、「創成川通りの機能強化が必要という認識のもとで検討するもので、整備内容を決定しているわけではない」「市民や経済界から渋滞しているという声が寄せられている」と述べました。 私は、市が実施した交通量と混雑度の調査を紹介。創成川通り(調査点北32条西2丁目)の混雑度は0.87(2014年)で、4段階中最低の「混雑度1.0未満」、「昼間12時間を通して、道路が混雑することなく円滑に走行でき、渋滞やそれに伴う極端な遅れはほとんど生じない状態」とされていることを示し、「数百億円もかかる無駄な道路建設はやめるべき」と訴えました。